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2011年 06月 19日 ( 1 )

2011年 06月 19日
【討論!】表現者スペシャル~震災後の文明転換論[桜H23/6/18]






やはり、西部先生が出る討論は聞いていてとても勉強になる^^
最初の議論での提言で西部先生が言った発言で要約して言うと、
原発事故を契機に反原発や脱原発という動きが盛り上がってきているが原発の代わりに自然エネルギーだの、自然に帰ろうだのと言っているが人類の文明はもう後戻りのできない所まで来てしまっている、そんな偽善を言っている連中は知的怠慢に他ならない、という言葉がすごく心に響いた。

原子力という原子レベルの制御も出来ない人間が今度は自然を制御して自然エネルギーをコントロールして電気を供給しようだとか普通に考えれば正気の沙汰ではない。
原子力は確かに危険なものだが今まで使ってきた既存の技術。危ない事は普通の人間ならだれでも認めるものだ。
それに対して自然エネルギーは未知なるエネルギー源であり、新技術である。
技術にはリスクや危険を孕むという今回の議論において再三言われている。
今度は自然エネルギーを利用するという新技術からまた新たな危機を自ら招きいれる事になるという事をまた原子力の時と同様にやるのですか?という事だ。

未知なる技術には何らかのリスクや危険は必ずあると思って間違いない。
このまったく厄介な文明論的な大問題をどう折り合いをつけて付き合っていくかという事が今回話合われた事だと自分は解釈した。

このパラドックス的なジレンマを抱えた問題にまともに向き合ってこようとしなかった
戦後日本人のツケが今押し寄せているのだと自分は思う。
自分達で危機との折り合いをつけて生きてくる事を放棄してきた今の日本人には今回の危機の対処など出来るわけがない。
危機に対しての構え方、そして物事の考え方を腹を据えて考えていかなければ日本の没落は今後さらに進む可能性があると自分は思う。
危機感と知恵を磨く事。そして危険や危機と対峙する覚悟が必要だという事が今回の議論を見ていて浮かび上がってきた事実だと自分は感じた。

by windmark-sakura | 2011-06-19 22:12 | 思想・哲学・文化評論 | Trackback | Comments(0)